パリ五輪の熱狂が記憶に新しい中、ネット上では早くも2026年に開催される冬の祭典、ミラノ・コルティナダンペッツォオリンピック・パラリンピックのマスコットに注目が集まっています。
X(旧Twitter)では、そのビジュアルが公開・拡散されるやいなや、「久しぶりに直球のかわいさ」「こういうのを待っていた」と大きな話題を呼んでいます。なぜ今、このマスコットたちが日本のSNSユーザーの心を掴んでいるのか、その背景とネットの反応を深掘りします。
そもそも「ティナ」と「ミロ」とは?
まずはニュースの事実関係を整理しましょう。話題の主役は、2匹のオコジョをモチーフにしたキャラクター、「ティナ(Tina)」と「ミロ(Milo)」です。
- 大会名称: 2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピック・パラリンピック
- キャラクター:
- ティナ(Tina): オリンピックのマスコット。毛色は白。「クリエイティブで現実的」な性格で、都市の活気を象徴しています。
- ミロ(Milo): パラリンピックのマスコット。毛色は茶色。生まれつき片足が不自由ですが、尻尾を使って障害を乗り越える「強靭な回復力」を象徴しています。
- デザイン背景: イタリア・カラブリア州の学校の生徒たちが原案を作成し、一般投票を経て選出されました。
イタリアらしいデザイン性と、オコジョという愛らしい動物のチョイスが特徴です。
なぜ今、SNSで「絶賛」されているのか
このタイミングで話題が再燃している背景には、近年の五輪マスコットのデザイン傾向に対する「反動」と、日本特有の「カワイイ文化」との親和性が挙げられます。
ここ数大会、ロンドン五輪の「ウェンロック」やパリ五輪の「フリージュ」など、抽象的で前衛的なデザイン、あるいはメッセージ性の強いキャラクターが続いていました。これらは芸術的評価が高い一方で、万人が即座に「かわいい」と感じるものとは異なる側面がありました。
対して、今回のティナとミロは、大きな目、ふわふわとした質感、分かりやすい動物モチーフと、日本のアニメやファンシーキャラクターに通じる「王道の愛らしさ」を持っています。これが、キャラクターデザインに厳しい目を持つ日本のSNSユーザーに刺さった形です。
ネット上の反応:Xでは「グッズ欲しい」の声が続出
Xを中心としたSNSでは、好意的な意見が圧倒的多数を占めています。主な反応をいくつかの傾向に分けて紹介します。
1. デザインへの手放しな称賛
もっとも多いのが、純粋にビジュアルを褒める声です。
「久しぶりにグッズが欲しくなるデザインが来た」「サンリオやディズニーと言われても違和感がない」「これだよ、我々が求めていたマスコットは」といった、安堵にも似た称賛の声が多く挙がっています。
2. 過去大会との比較
近年のマスコットと比較する議論も見られます。
「パリのフリージュも愛嬌があったけど、今回は直球で攻めてきた」「大阪万博のミャクミャク様のようなインパクト系もいいが、癒やし系もやはり必要」など、デザインの多様性を認めつつも、今回は「正統派」であることに喜びを感じるユーザーが多いようです。
3. 設定への共感と驚き
特にパラリンピックマスコットの「ミロ」に対する反応も注目されます。
「茶色い方がパラ担当で、片足がない設定が深い」「尻尾を使って歩くというポジティブな設定にグッときた」といった、見た目だけでなくバックストーリーに対する評価も見られます。
4. 動物好きからの視点
モチーフとなった「オコジョ」に対する反応です。
「オコジョは可愛い顔して気性が荒いハンターだけど、そこが良い」「冬毛と夏毛でコンビになっているのが素晴らしい」といった、動物好き界隈からのマニアックな支持も集めています。
まとめ:日本市場でのヒットポテンシャル
今回のミラノ・コルティナ五輪のマスコットに対する反応は、日本のネットユーザーが「分かりやすいかわいさ」と「ストーリー性」の両立を求めていることを浮き彫りにしました。
奇をてらわず、誰もが親しみを持てるデザインであることから、日本国内においても関連グッズやぬいぐるみの需要が高まることが予想されます。2026年の開催に向け、ティナとミロがSNSのタイムラインを癒やす存在として定着していくのは間違いなさそうです。

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