~天地返し、汗と根っこと石との戦い~ その2【ニンニク】【家庭菜園】

何でも雑記

先日やった天地返しの続き。
朝の空気がひんやりしていて、これなら作業も捗りそうだと思い、スコップ片手に庭へ。
前回半分ほど掘ったエリアの残りを、一気に片付けるつもりで始めた。

段々とコツも掴んできて、掘った土の端っこを削るようにシャベルをいれると、順調に掘り出せることがわかった。相変わらず根っこと石は手ごわいが、それも次第にコツを掴める。たった数回の挑戦の中にも成長があるのだと思わされる。蚊取り線香はよく働いてくれて、蚊は一匹も近寄らない。ただし、蜂が近寄ってきたときは参った。さすがに400%の力を発揮している蚊取り線香でも、体の大きな蜂には効果が薄いのか。幸いすぐに遠くに行ってくれたのでよかった。

1時間も作業をすると、また汗をかく。今日は縁台に飲み物を準備して挑んだ。地味だがじわじわ体力を削られる作業、シャベルを土に振り入れると自分の汗が飛び散るのがわかる。少しして休憩すると、座った場所の縁台は汗でお尻の形ができていた。

風が吹くと心地よく、起きた息子が雨戸を開ける音が聞こえる頃には、進み具合に1人で納得していた。着実に進んでいる。その実感がある。作業は8時まで、と決めていたのだが、キリが良い場所まで進めたく、つい8時30分まで作業を継続してしまった。本当はもう少し、リュウノヒゲの限界ギリギリまで近い場所まで掘り進めたかったが、今日はこんなところで終わらせてやるかーと独り言ちた。

写真を撮ったとき、真ん中にスコップを突き立ててみたら、ちょっとした「終わったぞ感」が出ていて、ひとりで満足。あともう一息で、この作業も終わる。そう確信できる進み具合。今日の自分はよくやった。午前8時30分、まだ1日は始まったばかりだが、私の中では本日の業務は終了だった。

あと、作業中に何匹かミミズを見かけた。これはちょっと嬉しい。土が健康だとミミズも集まってくるらしい。まだ肥料も入れてないけど、ひとまず「悪くないスタート」ってことなのかもしれない。ミミズをここまで可愛いと思ったのは長い人生で初めてだ。

区画が出来上がった後も、することは山積みだ。コンポストの中で育てた堆肥を土に混ぜ、肥料を巻き、ニンニクを植え、追肥を行い…。まだまだやることはたくさんある、1つ1つ、順番に進めていこう。

ニンニク栽培、黒ニンニク、ニンニクの素揚二…。まだ植えてすらいないのに、もうそこまで迫っているような気すらした朝だった。

「天地返し」二日目、終了。

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