草刈り、始めました。朝4時30分から。【ニンニク】【家庭菜園】

何でも雑記

朝4時半。
空気はまだ冷たく、セミの声もかすかに聞こえる程度。
そんな静かな時間に、そっと庭に出た。

今日のお務めは――草刈り。
ついに、ニンニク畑の準備に本格的に取りかかることにした。

かつて、草だらけの庭を見て「これは無理だろ」と途方に暮れた自分とはもう違う。
軍手に長靴、シャベルも揃えた。気持ちも「よし、やるぞ」と整った。

まずは、目の前の雑草を一株、「よいしょ」と引き抜く。
意外と気持ちがよくて、「お、これは悪くないかも」と思ったのも束の間。
甘かった。

雑草って、まあ根が深い。
それに数が多い。引いても引いても終わらない。無限ループのようだ。

「こいつら、夜の間にまた生えてきてるんじゃないか…」
そんなバカな妄想が頭に浮かぶ頃には、もう1時間が経過。
気温も体温も少しずつ上がってきて、額には汗がにじんでいた。

途中、スコップで地面を掘ると石や根っこに阻まれて、作業が思うように進まない。
ときおり何かの幼虫が顔を出してギョッとする。
でも、それが自然ってやつなんだろうなと思い直し、また草をむしる。

1時間、また1時間。単調だけど、どこか無心になれる作業。気付いたら、シャツは汗だく、日も明らかに強くなっている。まだこんな早朝なのに、日差しの強さを感じるとは…。
土と草の匂いだけは濃くなっていく。畑にする予定地の横に積まれていく草木の量も増えていく。気付くと山のようになっていた。

スコップを突き刺すコツも得てきたころ、ようやく作業の終わりが見えてきた。そして、午前8時すぎ。
ついに、ニンニク畑予定地の草刈りが完了。

▼作業前の庭
(※草で覆われて緑のジャングル状態)

▼作業後の庭
(※スッキリと土が顔を出しています)

庭木の根元まで手を入れたおかげで、風通しがよくなり、日差しも差し込むようになった。
身体はクタクタだけど、庭の風景が少し変わったのを見て、不思議と心が軽くなった気がする。

ちなみに、ニンニク栽培の本を探して近所の書店を何軒か回ったけど、どこにも見つからず。
「家庭菜園ブームなのに、ニンニクって人気ないのか?」と首をかしげる。
仕方なくネットで注文することにした。
最初からAmazonに頼っておけばよかったと、少し後悔。

ともあれ、今日は良い一歩を踏み出せた気がする。
ニンニク栽培、いよいよスタートです。

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